熊本市動植物園のモノレールは、30日がラストラン。多くの人に見守られながら、46年の歴史に幕を下ろしました。
記者
「江津湖、そして動物たちを上から見ることができる動植物園のモノレールがラストランを迎えました」
来園者
「最後なので乗ろうかなと思って来ました」「最後子どもと一緒に来れてよかった」
熊本市動植物園のモノレール。およそ6メートルの高さから、ゾウやキリンといった動物たちを眺めることができ、年間およそ10万人が利用する人気アトラクションの一つです。
園内では最も古く1979年から運行してきましたが、老朽化や新獣舎の建設などを理由に、その役目を終えることとなりました。
ラストランの30日、最後の姿を目に焼き付けようと、平日にも関わらず多くの人が駆けつけました。
来園者
「よく(孫たちと)乗るんですよ。復活してほしいんですけどね」
「先週乗り納めに来たんですけど、やっぱりもう一回乗りたいなと思って、最終日に保育園休ませて来ました」
「小さいころから乗っていて…涙が出そう。親子で楽しめたので」
「最後、楽しみながら乗りたいと思います」
たくさんの笑顔と思い出を乗せ、ファンや園の職員に見守られながら、46年の歴史に幕を下ろしました。
来年度中に撤去を完了する予定だということです。