熊本県内の路線バス5社が運賃を引き上げました。
利用客
「乗って、料金表見て、あれ?ってびっくりしました」
乗って初めて路線バスの値上げに気付いた人も。運賃を値上げしたのは、九州産交バス、産交バス、熊本バス、熊本電気鉄道、熊本都市バスの5社です。
運賃改定は2年ぶりで、初乗り運賃は180円から200円になりました。
値上げの理由は、運転手の待遇改善や燃料費・部品代高騰などへの対応としています。
利用客
「運賃が200円に上がっていて、はぁ!って思って」
「乗らなきゃ職場に行けないので、ちょっとしょうがないかなって乗ります」
「たまに使う程度なんで、気にはならないですけど」
「現状維持でもいいんで、上がらないほうが理想的だろうと思いますけど」
「しょうがないんじゃないの。今の時代はね、なんでも上がってるんだもんね。年金暮らしだから困ることは困るよね」
また、九州産交バスなどは、熊本空港リムジンバスや快速バスあまくさ号などの運賃を引き上げました。
熊本空港リムジンバスの熊本空港からJR熊本駅前までの運賃は片道1000円から1200円になります。
一部では、値上げに伴う混乱も生じています。
熊本都市バスは、改定前の9月29日、午前7時55分に熊本駅前を発車した第一環状線のバスで、改定後の運賃を誤って表示して運行したため、正規の運賃より多く受け取りました。
該当する利用客には、返金対応をするため本山営業所に連絡するよう、呼びかけています。