半導体関連産業の集積が進む中、熊本県では、交通渋滞の解消が課題となっています。TSMCの工場周辺と大津町を結ぶ通勤バスの実証運行が、1日、スタートしました。
大津町にあるJR肥後大津駅。供用が始まったバス転回広場にやってきたのは、菊陽町と合志市にまたがるセミコンテクノパーク方面へ向かう通勤バスです。
大津町と菊陽町による実証運行で「県立技術短期大学前」を出発し、TSMC前を通過、県道30号の「大津中央」や「肥後大津駅」などを経由して「県立技術短期大学前」に戻ります。
当面の間、平日の朝と夕方に、それぞれ3往復運行。運賃は乗車区間に応じて、200円から300円となっています。