10月に入り、朝晩は涼しさが感じられる気温となりましたが、異変も起きています。
(柴田理美アナウンサー)
「例年ですと、この時期、丘一帯がコスモスの花でいっぱいになるのですが、今は、ポツリポツリとしか咲いていません」
熊本県西原村の俵山交流館萌の里では、コスモスの開花が遅れ、毎年9月下旬から開くコスモス祭りが延期となっています。
原因は、暑さと大雨です。
(館長)
「以前とは気候が変わってきているので、我々もなかなかつかめていませんけれど、種をまいて、直後に大雨が降ると、全部流れてしまうんですよ。ここが平らじゃないので、斜面になっていますので。それで、何度も種をまき直したり、肥料をまき直したり…。涼しくならないと、咲きづらいのかな」
少しでも訪れた人に楽しんでもらおうと、コスモスのかわりに生えた通称、ネコジャラシの中を探検するイベントや、手作りのかかしを立てて工夫していました。
東京からの帰省客
「去年見に来たとき、もっと、こっちもこっちもあって、すごくきれいだったんですけど、ちょっと寂しい。頑張って力を入れていて、うれしいなと思っていた分、雨や災害に負けずに頑張ってもらいたい」
満開のコスモス畑が見られるのは、10月中旬の見込みだということです。