自民党の新総裁に高市早苗さんが選出され、株価にも影響を与えています。
高市さんが掲げる「サナエノミクス」が積極的な財政出動や金融緩和を進めるとの見立てから、株価が高騰。日経平均株価は、初の4万8000円台を記録しました。
大熊本証券・出田信秀社長
「既定路線は小泉さんが勝つだろうという見方が大勢だったが、まさか、高市さんが逆転するという流れになったところで、ポジティブに市場が捉えた」
外国為替市場では1ドル150円台まで円安ドル高が進み、トヨタ自動車など輸出関連企業に追い風となっています。
高市さんが重視する防衛産業関連では三菱重工業が15%高、IHIが16%高をつける場面がありました。
大熊本証券・出田信秀社長
「今後は、政策がきちんと実行されるかどうか、そこを見極められると思うが、そこは難しいとなると、期待先行の分だけ剥落し、下落につながるという可能性も今後あると思います」