熊本市は、不適切な事務処理とセクハラ行為があったとして、男性職員2人を懲戒処分しました。
3カ月間の減給10分の1の処分を受けたのは、健康福祉局の男性主任主事(59)です。
男性は、重度障がい者が使用する電気式たん吸引機を給付するための、2人分の事務処理を怠っていました。
機器が給付されなかった申請者のうち、1人はおよそ10万円の自費で購入せざるを得ませんでした。
市は申請者に説明と謝罪をして、複数人がチェックする体制に改善したということです。
また、女性職員への身体的接触などセクハラ行為があったとして50代の男性職員も、3カ月の減給10分の1の処分を受けています。