サイバー攻撃によって、今後、どうなるか不安を抱えながらの営業が続いています。
9月末にアサヒグループホールディングスがサイバー攻撃を受け、受注・出荷などが滞っている問題。熊本県内の飲食店にも、徐々に影響が出始めているようです。
店主
「僕らもいつ入荷が止まるかが分からない状況で…」
熊本市中央区の飲食店YOKOBACHI。
店主
「うちは、アサヒのスーパードライだけですね。今のところはあまり影響ないけど、今後、長引きそうなところもあるので、このままいくと他社さんのメーカーのビールに切り替えざるをえないのかなと」
普段は6樽ほどストックしていますがいまは、その半数。メーカーを切り替えるにも、どこでもいいわけではないようです。
店主
「この形状。キリンだけ特殊というか、こういう形ではないので、レバーがどうしても合わないというのがあって、サッポロさんとサントリーさんが同じ形ということで、どちらがで対応せざるをえないかなという感じですね」
影響はビール以外から出始めています。
店主
「いつもは皆さんご存知のアサヒのドライゼロなんですけど、ちょっとこれが入荷が滞るということで、サッポロさんのノンアルに変更ということで、きょうから変えることになるかなと思っています」
サワー系のメニューやハイボールに使っているのも、アサヒビール商品のため、影響は多岐にわたると話します。
また、メニュー表の変更も検討しています。
店主
「どうしてもスーパードライ=アサヒさんというイメージがあるので、メニューも手書きに変えるのかとか、口頭で、こういう事態なのでという説明が必要になってくるのかなと思います。アサヒじゃなければビールやめとこうか、ということになると、売上にも少しは影響するんじゃないかなと思っています」
どこまで影響が広がるか分からないというのが、本音のようです。