8月に発生した記録的大雨について、熊本市の災害対策本部の最後の会議が15日に開かれ、これまでに2051件の「り災証明書」を発行し、被害総額は約81億8000万円に上ることが報告されました。
土砂の流入などの被害があった北区清水万石では二次被害のおそれがあるとして、6世帯を対象に引き続き避難指示が出されていますが、全員がみなし仮設住宅などに転居したことから、避難所は9月29日に閉鎖されました。
熊本市は今後災害対応について検証を進める方針で、水防本部・災害警戒本部の体制と排水機場の稼働状況などについてはそれぞれの検証委員会が16日に初会合を開く予定です。