自民党総裁の高市早苗さんが第104代総理大臣に選出されました。熊本県選出の議員から2人の入閣が決まりました。
省庁間の調整を担う重要ポスト、官房長官に起用されるのは、熊本1区選出の木原稔衆議院議員。保守派のホープとして知られ、高市総理とも近い関係にあり、手腕が注目されます。
また、自公連立政権で長らく公明党議員が務めてきた国土交通大臣には、熊本4区選出の金子恭之衆議院議員が起用されます。
初の女性総理、新内閣の誕生に熊本県民はー
熊本県民
「女性が首相になると思っていなかったので、すごいと思いました」
「最初は消費者の物価高対策これが一番でしょうね。あと、トランプさん来ますから頑張ってもらいたいですね」
「なられた以上は頑張ってもらわないと困ります」
「不安。あの方の感覚で、外交大丈夫?やり取りが大丈夫かな?とは思います。あまり排斥しないでほしい外国人対策は」
地方議会からは期待の声が上がりました。
「日本の場合は、政治の世界はまだまだ男性中心であるということは否めないので」
前山鹿市議会議長の服部香代さん。超党派の女性議員でつくる「くまもと女性議員の会」会長を務めています。
議員活動のノウハウや悩みを共有したり、政治入門塾を開いたりして、議会進出を後押ししてきました。
「女性が国のトップとして意思決定を担う姿を見せることは、若い世代の人とか、地方の女性たちにも、自分も社会の一員として意見を言うことができるんだと感じてもらえたら、そのきっかけになればいいなと思っています」
女性総理の誕生が地方議員の多様化につながればと願っています。
「性別に関わらず、多様な視点を尊重し合えると、そして、そういう政治こそが今の日本に必要なのではないかなと思っています」