追突事故などトラブルが相次ぐ熊本市電について、事業を立て直すための対応を検討する専門家会議の初会合がありました。
大学教授や鉄道研究者など9人で構成され、職員の処遇改善や劣化した施設の管理などの課題に対し、意見が交わされました。
(新改敬英委員)「組織風土について、もう少し切り込んでいただかないと、どれだけ専門家やタスクフォースの皆さんがきちんとした手段を講じたとしても、実行されることなく形骸化してしまうのではないかと危惧しています」
来年3月にかけ、さらに2回開かれる予定で、対策の費用や最適な運行体制などを検討します。