中国産のアサリを福岡県産と偽装していたとして、食品表示法違反に基づく行政指導を受けました。
行政指導を受けたのは、熊本市南区川口町の西山水産です。
熊本市によると産地偽装に関する情報提供があり、今年6月から西山水産に立ち入り検査などを行っていました。
少なくとも、去年12月から今年4月までの間に、中国産のアサリおよそ20トンを福岡県産と表示し、卸売販売業者に販売していたということです。
熊本市の聞き取りに対し「福岡県産アサリの仕入れが減り、販売先からの注文を断ることができなかった」などと話しています。
熊本市は「認識の著しい欠如や管理体制に不備があると考えざるを得ない」などとして、食品表示法に基づく指示をしたということです。