菊陽町はTSMC熊本工場を運営するJASMとの間で、第2工場の増設に関する立地協定を結びました。
この協定はTSMC熊本第2工場が菊陽町で、10月着工されたのに合わせて結ばれました。
第1工場よりも性能の高い、電子回路の幅が6から7ナノメートルの半導体が生産される計画です。
2027年末の操業開始を予定しています。
堀田社長
「このたびの工場増設に関する協定では、地域振興、地元雇用、環境保全、そして自然との調和に協力することを、改めて皆さまにお約束いたします」
JASMの堀田祐一社長は、工場周辺で深刻化する交通渋滞に関して、工事車両の通行時間帯を制限するなど、対策を進めると話しました。
TSMCをめぐっては、木原官房長官も会見で言及しました。
木原官房長官
「第3号棟の予定の具体的な有無については、これはまずは同社が経営判断されるものでございまして、政府としてのコメントは差し控えさせていただきます」
第3工場の計画については明言しませんでしたが、政府として製造拠点づくりを進める考えを示しました。



















