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2025年10月24日 19:34
TSMC第2工場着工へ菊陽町がJASMと立地協定 交通渋滞解消へ対策も

 菊陽町はTSMC熊本工場を運営するJASMとの間で、第2工場の増設に関する立地協定を結びました。

 この協定はTSMC熊本第2工場が菊陽町で、10月着工されたのに合わせて結ばれました。

 第1工場よりも性能の高い、電子回路の幅が6から7ナノメートルの半導体が生産される計画です。

 2027年末の操業開始を予定しています。

堀田社長
「このたびの工場増設に関する協定では、地域振興、地元雇用、環境保全、そして自然との調和に協力することを、改めて皆さまにお約束いたします」

 JASMの堀田祐一社長は、工場周辺で深刻化する交通渋滞に関して、工事車両の通行時間帯を制限するなど、対策を進めると話しました。

 TSMCをめぐっては、木原官房長官も会見で言及しました。

木原官房長官
「第3号棟の予定の具体的な有無については、これはまずは同社が経営判断されるものでございまして、政府としてのコメントは差し控えさせていただきます」

 第3工場の計画については明言しませんでしたが、政府として製造拠点づくりを進める考えを示しました。

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