酒に酔って路上に寝込んでいた人を助けたとして、タクシー運転手の2人に感謝状が贈られました。

　警視庁から感謝状が贈られたのは、タクシー運転手の茂木貴広さんら2人です。

　茂木さんは、8月、交通量の多い道路で酒に酔うなどして寝込んでいた男性に気が付いて救護したことで、交通事故を未然に防ぎました。

タクシー運転手　茂木貴広さん 「名誉ある賞を頂いた。何より倒れていた方がひかれて亡くなるといったことに発展しなくよかったです」

　忘年会シーズンの12月は、酒に酔うなどして道路に寝込む人が増える傾向にあり、死亡事故の増える時期です。

　警視庁は「寝込んでいる人がいたら、迷わず110番をして欲しい」としています。