令和の今、ガード下が大人気。新たな出店が相次ぐその魅力に迫ります。
■続々出店 煙モクモクは古い?
東京・有楽町のガード下。一日に1000本以上焼く串焼き。4時間じっくり煮込んだもつ煮込みも店の看板メニュー。
昭和28年創業の「登運とん」。これからも続くガード下の名店です。
一方で、ガード下には新たな魅力の店も次々と登場。
イギリスからの客 「ベリーグッド」
来店客 「びっくりした。有楽町のガード下にこんなお店が」
令和なのに出店続々。ガード下なぜ人気。
有楽町のガード下にある令和オープンの人気店がこちら。
店の看板は見た目も鮮やかなオリジナルずし。サーモンとアボカドを乗せた軍艦ずしに、たっぷりのとびこをトッピング。
来店客 「コクがあって、サーモンの味がしっかり。とびこのプチプチ感、素材感が生かされていておいしい」
一緒に来ていた夫が頼んだのは冬の定番、おでんです。
来店客 「カキですね、これは素晴らしい」
宮城県産の今しか味わえない生のりとカキを組み合わせた、おでん。
来店客 「すごく磯の香りとカキがマッチしていて、これはおいしい」
さらに、定番のおでんダネを使ったアレンジメニューも人気。だしの染み込んだ大根に半日以上かけて柔らかくした厚切り牛タンを。
来店客 「甘ダレで、大根に味が染み込んでいておいしい。牛タンも柔らかくて、大根と食感が違うのがいい」
今までにないガード下グルメに年配客は…。
来店客 「自分の時代は煙ぼうぼう、焼き鳥の店が多いなかで、こんな店ができてびっくり」
■斬新“クロワッサンおでん”
新宿南口、甲州街道のガード下。この店にやって来るのは日本人だけではありません。
カナダからの客 「とってもクール。カナダにこんな店はないので。日本ではあらゆる場所を活用していて良い」
店の上を大型トラックが走ると店内も揺れますが、外国人は…。
イギリスからの客 「揺れる音でワクワク感が増す」
そして、この店には驚きのガード下グルメが。
イギリスからの客 「10点中9点を出せる」
使うのはクロワッサン。クロワッサンをなんとスープにひたします。実はこのスープ、おでんのだし。つまりクロワッサンのおでんなのです。
イギリスからの客 「バターの味がおいしい。甘さもある。甘さとしょっぱさの両方を楽しめる」
一方、アメリカから来た家族があっという間に平らげたのが、日本の家庭メニュー、ナポリタン。
アメリカからの客 「少し甘い」 「そうね」 「でも、かなりピリッとしている。これは特別な味」
鉄板で焼いた少し焦げ目のあるナポリタンを外国人は絶賛。
アメリカからの客 「味のバランスがしっかりとしていて、おいしい」
人気のガード下。これからも昭和の風情と新たなグルメで魅力を発信します。









