
「殺そうと思った」就寝中の知人男性を包丁で…殺人未遂容疑で20代男を逮捕
2025年12月11日
熊本県菊陽町で、スプレー缶が爆発する事故が発生しました。
内原健文アナウンサー
「爆発があったのは、2階の1室です。窓ガラスが割れています。そして、道路を挟んだこの付近にも破片が飛び散っています」

爆発事故が起きたのは、菊陽町原水のアパートの2階です。10日午後11時ごろ「ファンヒーターが爆発した」と消防に通報がありました。
警察によると、ファンヒーターの近くに置かれていた殺虫剤のスプレー缶が、ファンヒーターで暖められたことにより爆発したとみられています。

爆発があった部屋のガラス6枚が割れ、住人の40代の男性と30代の女性が指に軽いやけどをしました。命に別状はありません。
また、爆発があった部屋の隣の住人によると、爆発の勢いでたんすが倒れ、棚から物が落ちるなどの被害があったということです。
隣の住人は「ドカンという音がして、驚いた。震度7か8くらいの地震があったのかと思った」と話しています。けがはありませんでした。
爆発があった部屋の住人は「不注意だった」と話しているということです。
暖房器具を使うこの季節、特に注意が必要です。製品評価技術基盤機構NITEの実験映像では、ファンヒーターの熱でスプレー缶が加熱され内圧が上昇したため、破裂。噴き出た可燃性のガスにファンヒーターの火が引火しています。

スプレー缶を燃焼器具の近くで使用したり、放置しないようにしてください。