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2025年12月11日 19:04
隣の住人「ドカンと…地震かと思った」スプレー缶が爆発 暖房器具の熱に注意

 熊本県菊陽町で、スプレー缶が爆発する事故が発生しました。

内原健文アナウンサー
「爆発があったのは、2階の1室です。窓ガラスが割れています。そして、道路を挟んだこの付近にも破片が飛び散っています」

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 爆発事故が起きたのは、菊陽町原水のアパートの2階です。10日午後11時ごろ「ファンヒーターが爆発した」と消防に通報がありました。

 警察によると、ファンヒーターの近くに置かれていた殺虫剤のスプレー缶が、ファンヒーターで暖められたことにより爆発したとみられています。

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 爆発があった部屋のガラス6枚が割れ、住人の40代の男性と30代の女性が指に軽いやけどをしました。命に別状はありません。

 また、爆発があった部屋の隣の住人によると、爆発の勢いでたんすが倒れ、棚から物が落ちるなどの被害があったということです。

 隣の住人は「ドカンという音がして、驚いた。震度7か8くらいの地震があったのかと思った」と話しています。けがはありませんでした。

 爆発があった部屋の住人は「不注意だった」と話しているということです。

暖房器具の熱で…引火の危険性も

 暖房器具を使うこの季節、特に注意が必要です。製品評価技術基盤機構NITEの実験映像では、ファンヒーターの熱でスプレー缶が加熱され内圧が上昇したため、破裂。噴き出た可燃性のガスにファンヒーターの火が引火しています。

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 スプレー缶を燃焼器具の近くで使用したり、放置しないようにしてください。

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