
熊本の県立高校が集い、学習成果などを披露する「学びの祭典」が20日に開かれます。
ロボット操縦、ふりかけ開発…
参加するのは50校。鹿本商工高校のエコ電部の生徒はロボット競技を紹介します。
自動で動くようにプログラムされたロボットとコントローラーで操作するロボットでボールやペットボトルを決められた位置に運んだり、並べたりして点数を競います。
生徒
「最初プログラミング組んでも、自分が思った通りに動いてくれないことがあるので、そこから原因を見つけて、それを解決していくことが一番大変でした」

ロボットの設計やコートの製作などはすべて生徒がしていて、8カ月を費やし完成させたロボットで、全国大会にも出場しました。
学びの祭典では、ロボットの操縦が体験できます。

商業科と情報管理科の生徒は、ふりかけ開発。課題研究の授業で山鹿特産の味噌に目をつけ商品化しました。開発には苦労があったそうです。
生徒
「味噌を乾燥させると味がなくなるため、どうやって味噌の風味を出すかを考えました」
フリーズドライの味噌汁をヒントに、パリパリ食感と味噌の香りがマッチした「かつお味噌ふりかけ」と味噌汁の風味が楽しめる「かける味噌汁ふりかけ」の2種類が完成しました。
生徒
「高校生でも商品開発ができるんだぞ、っていうのを教えたい」
高校生が制作したゲーム

天草工業高校が紹介するのはゲーム制作。ゲーム制作部の生徒がプログラミング言語を操り、思い描く動きを組みゲームに仕立てました。
生徒
「自分の意思をゲームに反映させることができたときは、とても楽しい」

ゲームのデザインはCG部が担当。この日は、パルクールを題材に障害物を飛び越える様子をデザインしていました。
生徒
「参考にするものをよく観察すること、元のものに似せられた時は楽しいし達成感があります」
20日はゲーム体験などが楽しめます。
「県立高校学びの祭典」は益城町のグランメッセ熊本で開催されます













