ホーム
2026年6月4日 18:47
仕入れ値が1.5倍…物価高と節約志向で“鶏肉シフト”か 飲食店も対応に苦慮

 鶏肉の価格が高騰し、熊本県内の飲食店も、対応に頭を悩ませています。

 熊本市西区にある飲食店「権太楼」の人気メニュー、から揚げ定食。仕入れ値が高騰しているといいます。

倉橋さん
「直近だと、1.5倍くらいは上がっています。1カ月に2回くらい値上げのお話をいただくんで。日々痛感しております」

 ここ3カ月で、鶏肉の仕入れ価格が1.5倍ほどになったといいます。

倉橋さん
「自分たちの給料を下げて、お客さんに提供しています。まだ、結構上げないと本当は合わないんですけど…」

 これにより、今年4月から人気のから揚げ定食は200円の値上げに踏み切りました。

倉橋さん
「今後はちょこちょこ金額上げていって、お客さんに納得していただくしかない。その代わり、味とかは落とせないんで、そこだけは、しっかり保ってお客さんにいい商品を提供する」

camera icon

 農林水産省の食品価格動向調査によると、5月の鶏もも肉の全国平均小売価格は100gあたり154円。2003年の調査開始以来、最高値です。

camera icon

 この背景について、鈴木憲和農林水産大臣は「昨今の物価高を背景といたしまして、消費者の節約志向により、牛肉や豚肉から、需要が鶏肉にシフトしていることなどが影響していると考えております」

 総務省の家計調査によると、熊本市は一世帯あたりの鶏肉の購入量が全国1位。県民の家計と胃袋を支える鶏肉にも、価格高騰の波は押し寄せています。

この記事の写真を見る