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2026年7月7日 19:29
天草沖で沈没…旧日本海軍の軽巡洋艦「長良」初の潜水調査を実施へ

 海底80メートルに沈む戦争記録の撮影に挑みます。

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遺族
「今まで忘れ去られていた歴史を、文字通り、手探りで探っていく」

 熊本県天草市で会見を開いたのは、天草市牛深町の沖合に眠る旧日本海軍の軽巡洋艦「長良」の乗組員の遺族です。

 「長良」は、1944年にアメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没し、乗組員583人中、348人が犠牲となりました。

 沈没船や水中洞窟を調査した経験を持つ水中探検家の伊左治佳孝さんらが、7月20日にも海に潜り、水深80メートルに沈む「長良」の撮影に挑みます。

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伊佐治さん
「戦後80年を超えて語り継ぐ材料がどんどんなくなって、増えてはいかない。語り継ぐことの困難さ、今後、語り継ぐ材料として生かしていただければと思います」

 今回は遺骨や遺品の回収は行いませんが、撮影した写真などは遺族らに提供したいと話しています。

 牛深町では社会福祉協議会などが毎年、慰霊祭を行っていますが、有人での潜水調査は今回が初めてです。

 調査を前に、毎年、慰霊に関わっている福本壮一さんが訪れたのは、ある女性の墓でした。

福本さん
「危険が伴うものですから、安全祈願と言いますか、ツルさんに見守っていただきたいと」

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 乗組員らと親交のあった佐々木ツルさん。公式な慰霊祭が始まる前から、自ら慰霊碑を建てるなど、慰霊活動を続けてきた女性でした。その思いは社会福祉協議会をはじめとした有志らに引き継がれています。

 様々な人の思いを乗せ、水深80メートルに眠る戦争記録の調査が始まります。

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