
熊本地震の被災者をサポートするため、氷川町では、地域のお寺が子どもの居場所づくりを進めています。
(記者)
「こちらのお寺では、日中の時間帯、地域の子どもたちに遊ぶ場所を提供しています」

震度7を観測した氷川町。450年以上の歴史があるとされる護念寺に歓声が響きます。
井戸水を使ったプールで遊んでいるのは、夏休み中の子どもたちです。
(子どもたち)
「楽しい」「地震の恐怖を癒やしてくれる」「地震も忘れちゃう」
プールはもともと、子ども会のイベント用として寺にあったもので、地震後は子どもたちのために毎日開放。シャワーや洗濯機も、無料で地域の人が使えるようにしています。
(副住職)
「少しでも困っている人が助かるなら、それでいいのかな」
さらに、4日からは、地震の影響で町内3カ所すべてで利用できなくなっている放課後児童クラブに代わって、午前8時から午後6時まで子どもたちの受け入れを始めました。
きっかけは、地域の保護者の声でした。
(保護者)
「学童保育も再開が未定なので、行き先がなくて、私も仕事を休んだり、夫と交代で出勤したりしながらで」
「すごくありがたいですね。自宅の中だけだと、子どももストレスがたまってしますし」

夏休み期間に起きた地震は、子どもたちにも大きな影響を与えています。自由に出かけることはできず、町内の夏祭りもなくなったといいます。
「(どんな夏休みにしたい?)家が住めないから、早く引っ越して、夏休みができるだけ早く終わってほしい。学校で友達と話して、笑いたいから」
これまでのように友達と過ごすことが、子どもたちにとっては”特別な時間”になっています。
「地震が起きてから、友達と会う機会が減ったし、こういうところでみんなと楽しく遊べたら、夏休みの思い出になるかなと思って」
「みんなが無事だったんだって知ってうれしいし、遊べて楽しい」
護念寺での子どもの受け入れは、当面は土日も行うということです。











