
熊本地震で被災したマンガ家が、被害の状況や支援の必要性を発信しています。
「こんなに長い間、断水が続くということが経験がなくて、みんな疲れているなと…」
そう語るのは、熊本県在住のマンガ家、うぐいす歌子さんです。尊大なネコたちの日常を描いたマンガ「今日もネコ様の圧が強い」の作者。仕事場は無事でしたが、断水が続き、被災した自宅の片付けも、ままならないといいます。
これまで素性を明かしていませんでしたが、今回の地震で被災したことを公表しました。

(7月29日のXより)
地震で家がぐちゃぐちゃだけど
人間とネコ様 生きてますー!
とりあえず生きますー!
皆様も ご安全に!

自身のSNSで八代市で生まれ育ったことを明かし、被災の現状や支援の必要性などを発信しています。
「身バレするかもしれないけれど、声を上げないといけないなと思って、微力ながら…」
震度6強の揺れに襲われた八代市。発生から2週間となるなか、今、危惧していることがあります。

「地方で文化財を守るって、多大な努力がいると思う。つながってきたものが失われてしまうのかもしれないということに、すごく危機感を覚えまして」

人的被害やインフラ被害のほか、八代市では、国の名勝である松濱軒や史跡の八代城跡など29件の指定文化財が被災、被害総額は428億円にのぼります。調査が追い付いておらず、被害件数や被害額は、さらに増える見込みです。
「東京の美術館とか博物館に飾ったら行列ができるような、しれっとすごい品々が飾ってあるんですけど、今回の地震で倒壊した松浜軒や松井神社を見た時に、ああ、そういういいものが失われてしまうかもしれないって、ものすごく怖くなって」
断水が解消し、自宅の片づけが落ち着くまでは、創作活動を再開できませんが、マンガ家として、地元、八代のために自分に何ができるのか、考え始めました。
「まずは、市民の皆さんが不自由なく生きられるように、生活ができるようになることが一番。地震が落ち着いたら、松井神社とか場所をお借りして、ネコの似顔絵を描くとか、イベントをやって得た収益を文化財の復興に寄付したりとかしていきたいと思っています」













