
熊本地震では、学校にも被害をもたらしています。6日時点で、熊本県内の352校で校舎の損傷などの被害が確認されています。復旧の目途が立たない校舎もあり、二学期の授業に影響することが心配されています。
1年前の記録的大雨でも被災…
(西嶋宏一郎アナウンサー)
「こちらの小学校では、校舎に亀裂が入り、建物がゆがんでしまっています」

7月28日の地震で震度6強を観測した八代市の龍峯小学校。窓枠がゆがみ、ガラスが割れてしまっています。グラウンドの真ん中には、一直線に大きな亀裂が入っていました。
龍峯地区では、去年8月の記録的大雨で土石流が発生。龍峯小学校や住宅に土砂が流れ込み、甚大な被害を受けました。

記録的大雨からまもなく1年というタイミングで、今回の地震に襲われました。
八代市教委は、龍峯小学校について「2学期の学校再開が難しい可能性があるほかの学校の被災状況も踏まえ、児童への対応を検討する」としています。
10年前の地震でダメージ…今回が追い打ちに

7月28日の地震で震度6弱を観測した熊本県御船町にある御船高校。築55年の校舎は、約1000カ所のひびが確認されました。相次ぐ余震で、被害は拡大しているといいます。

(事務長)
「地震2日後はこれぐらいだった。この壁も3日ぶりに来たが、ひびが広がっている。次、大きい地震がくるとちょっと心配。この階段も、すぐに崩れたりしないんでしょうけど、こうなるとは思わなかった…」
8月20日に予定していた中学3年生向けの体験入学は延期に。開催の見通しは立っていません。
地震で被害を受けた校舎は全部で4棟、柱に大きな亀裂が入っている校舎もあります。

(事務長)
「10年前の熊本地震でダメージを受けているなかで、今回の地震で追い打ちをかけたような形と説明をされた。こちらからもひびが入っていますが、内側からもひびが入っていて、そのひびがつながっているということで、柱がもたない」
3日に文部科学省の調査が入り、一部の校舎は立ち入り禁止となりました。復旧の目途は立っていません。
(事務長)
「工業科の生徒にとってはここは大事な場所。それがもう使えない」

電子機械科の生徒が溶接や旋盤など学ぶ実習棟も被害にあいました。新学期には通常通りの授業を行えるよう、復旧作業を進めています。
(事務長)
「先生方と一生懸命考えて、知恵を出し合って、前を向いて生徒たちの学びを止めないということを対策を練っているところ」













