
解体中の熊本城の石垣が崩れる 復旧作業を中断し対策を検討
2025年12月8日
7月28日に最大震度7を観測した地震から1週間。10年前の地震で被災し、修復の途上にあった熊本城もまた、被害を受けました。
4日、熊本城内でドローン撮影を行いました。
10年前に崩落した数寄屋丸二階御広間下の石垣は、中に入っていたぐり石がさらに落下。その東側の石垣も、新たに崩れてしまいました。
復旧工事中の宇土櫓がある平左衛門丸の石垣でも、崩落が起きています。
今回の揺れでとくに被害を受けた石垣は、40カ所で崩落やふくらみなどが生じていることが分かっています。
熊本城総合事務所によると、10年前に崩落を免れたものの、石垣表面にふくらみが生じていた場所が中心に崩れているということです。
2017年からの復旧工事で積み直した石垣には、今のところ被害は見られないということです。

建造物は8カ所に被害が確認されています。
天守閣内部で展示物や床の破損、本丸御殿と監物櫓で土壁が割れるなどしています。
熊本市は今後、詳細な被害の調査を行い、復旧について専門家や国と協議をしていくとしています。