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2026年9月10日 18:37
秋雨前線の影響でコメ収穫遅れ 「一等米」減る? 収穫に水を差す“穂発芽”とは

 秋雨前線の影響で10日、関東などで雨となっています。連日の記録的な大雨などの影響で新米の中でも一等米が減る懸念が出ています。

■「一等米」減る? “穂発芽”とは

 いつになったら傘を手放せるのでしょうか。東京は秋雨前線の影響で15日連続の雨です。最高気温も22.5℃と10月中旬並みの気温となりました。

 長雨はコメ農家にとっても“招かれざる客”です。

大和川ファーム 武藤治吉社長 「ここは『こがねもち』という品種。予定通り、いつでも収穫OKの状態」

 福島県喜多方市のコメ農家・武藤さん。日本酒にも活用される「こがねもち」などを育て、10日に収穫を迎えるはずでしたが…。

大和川ファーム 武藤治吉社長 「スタートからつまずいている状態。本来、きょうぐらいから(刈り取りの)スタート予定だった」

 収穫に水を差すのは田畑に降り注いだ雨です。喜多方市周辺では9日連続の雨。7日にはいわき市で1時間で47ミリの雨が降り、車が水没するなど冠水被害も起きました。

 心配されるのは収穫の遅れだけではありません。

大和川ファーム 武藤治吉社長 「ここ最近の雨や、たまにゲリラ雷雨が起きる。その影響で(稲が)倒れた。倒れた稲の穂に新たな芽が出る“穂発芽”」

 「穂発芽」とは収穫前の稲穂の種子から芽が出る現象です。悪天候などにより稲が倒れ、もみが浸水。そこに長雨や高温が重なると発芽してしまいます。結果、コメの品質低下につながり、場合によっては出荷できなくなってしまうのです。

大和川ファーム 武藤治吉社長 「どうしても刈り取りの時に穂発芽が入ってしまうので、比率によっては大きく等級を落とし、値段を左右」