
7月に起きた熊本地震の被災地で、多くの住民に活用された「災害用井戸」。飲料用のものと、洗濯やトイレなどの生活用水用のものがあり、災害時に住民に開放されます。
(熊本市水保全課長)
「断水や濁水につきましては、8月3日に解消していて、発災から7日間継続した」
今回の地震による断水は、熊本県内で最大約10万8000戸、熊本市では南区の一部地域、最大約2万1000戸に上りました。

熊本市ではホームページで、もしもの時に使える「災害用井戸」の情報を公開しています。
(熊本市水保全課長)
「今回、発災日から協力事業者に連絡をして、発災翌日の7月29日から順次、井戸水の提供を開始しました。最大75事業者に協力をいただきました」
現在、熊本市には災害時に開放される「災害用井戸」が100カ所あります。10年前の熊本地震の際、市内全域で約2週間断水が続いたことを受け、その翌年から井戸を所有する民間事業者らと協定を結び「災害用井戸」を増やしてきました。

(川本製作所)
「こちらが弊社の災害用の井戸になります」
熊本市南区の流通団地内にあるポンプメーカー川本製作所も「災害用井戸」を開放をしている企業のひとつです。

(川本製作所)
「災害用の井戸がクローズアップされるなか、こちらを整備しまして、広くみなさんに知っていただこうと設置させていただいた。ちょうど、でき上がったがの地震発生の1週間前」
今回の地震の後、井戸を24時間開放し、多くの人が利用しました。
(熊本市水保全課長)
「把握していない事業者もあったが、現時点で17社で市民の方の利用があったと回答いただいている」
現在も、水の確保が困難な人がいることから、南区の14カ所では井戸の開放を続けています。
(川本製作所)
「災害用の井戸があるということを、どこにあるかを理解していただくだけでも、みなさんの困った時の一助になるのではないのかなと思います」
いざという時に備えて。水を確保する手段を確認しておくことが必要です。













