簗農林水産大臣の辞任について、高市総理大臣は「自らの任命責任を重く受け止めている」と述べ、簗氏に対しては辞任後も説明責任を果たすように求めました。
高市総理大臣 「任命責任はもとより、内閣総理大臣である私にございます。本当にこうして大臣が辞任する事態に至ったことについて、任命責任を重く受け止めております」
簗氏は14日夕方に総理官邸を訪れ、高市総理に辞表を提出しました。
簗氏は記者団に対し、これ以上は国会審議に迷惑を掛けるわけにはいかず、農林水産行政に集中できない状況が続くことも避けたいとして、「自ら辞任を決断した」と述べました。
高市総理は午後7時半ごろ、総理官邸で取材に応じ、消費減税や中東情勢への対応といった重要課題に取り組む必要があることから、簗氏の辞任を受け入れたと説明しました。
また、道路予算を巡る簗氏の発言については大臣就任前の地元での発言だったため、当初は知らなかったとしました。
そのうえで、簗氏が会見でも「誤解を招く表現」としか釈明しなかったため、厳しく叱責(しっせき)し、発言の撤回と謝罪を求めたとしています。
一方、辞任に至る経緯については13日夜に簗氏と電話で話したものの、辞任を巡るやり取りは「全くなかった」と述べ、自ら辞任を促したことを否定しました。
また、簗氏から辞表が提出されなければ続投させる考えだったのかと問われたのに対し、「どう判断するかは決めていなかった」と答えました。
さらに、簗氏のこれまでの国会答弁などについて「自身も含め、十分に理解を得られる内容だったとは思っていない」として、今後は一国会議員として説明責任を果たすように求めました。
就任から1カ月足らずでの農林水産大臣の辞任となり、高市総理は後任については15日に発表する考えを示し、人選はこれから調整するとしています。









