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熊本2区 自民前職、参政、共産の新人が立候補

衆院選が15日公示され、熊本2区は自民党の前職、参政党と共産党の新人の計3人が立候補しました。

■熊本2区
西野太亮(46)自民・前
近田茜(32)参政・新
奥田木の実(28)共産・新
(届け出順・敬称略) 

 2期目を目指す自民党の前職西野太亮候補は熊本市南区で第一声。逆風を乗り越え、安定した政治の実現を訴えました。

西野太亮候補(自民・前)
「公明党からも推薦をいただきました。政権担当能力がある自民党と公明党、その両者がタッグを組んで、安定した政権運営をしていく、私は国益に大きくかなうものだと確信しています」
 スマート農業を含む農林水産業の発展やデフレからの脱却に向け、成長産業を作ることなどを訴えました。

「自動車産業と並ぶ新たな産業を生み育てていくことが、日本経済を中長期に渡って繁栄させていく1つ大きなカギになります」

 参政党の新人、近田茜候補は、熊本市西区の上熊本駅前で、駅の利用者などに日本人としての誇りを持った政治を進めることを呼びかけました。

近田茜候補(参政・新)
「どうにかして守っていきたい。それには、政治しかない。政治を変えていかなければ、この国は変わっていかない」
 日本の国益や、日本人の食と健康、教育を守り抜きたいと訴えました。

「日本を守り抜く、そんな礎を皆さんと一緒に始めていきたい、作っていきたい、そしてつないでいきたい。この12日間、戦って、伝えてまいります」

 共産党・新人の奥田木の実候補は、熊本市南区で出発式。
支援者らに対し、自民党政治を変え、希望ある新しい政治につくっていこうと呼びかけました。

奥田木の実候補(共産・新)
「裏金政治に審判を下し、希望ある新しい政治を私たちの手で作っていきましょう、古い自民党政治、変えましょう」
 住民の暮らし、人権を守ることやジェンダー平等の実現を訴えました。

「子どもたちから高齢者の方まで、全ての人たちが希望の持てる社会で生きることができる、そのための政治を実現するために全力をあげます」

 熊本2区は、熊本市西区、南区、荒尾市や玉名市などで、14日時点の有権者数は、30万9622人です。

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