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熊本地震から5年。阿蘇では去年のJR豊肥線・国道57号の復旧に続き3月に新阿蘇大橋が開通。
益城では県道4車線化事業や生活再建が進み、県内最大のテクノ仮設団地は解体。
この5年に、インフラや住宅の復旧が目に見えて進みました。
しかし、復興はどうでしょうか。
復旧需要に陰りが出て将来に不安を感じる地域、大切な人を亡くした心の傷が癒えない遺族、地震で失われたコミュニティの再構築、立ちはだかる新型コロナウイルスの影響など、復興の課題・苦悩は年月の経過とともに表面化しにくいものが増えてきています。
復旧の姿を伝えながら、地震から５年経ち見えてきた今を伝えます。
◆益城 花屋 地震後に授かった命と芽吹いた夢
・地震をきっかけに子どもたちの思いにも変化
・4車線化と区画整理で戻れない住民も「我慢が続く」
◆南阿蘇 学生村の再興を願った下宿の母
・新阿蘇大橋開通で変わる南阿蘇
・戻らぬ学生、復旧需要も一段落し将来に不安も
◆遺族 次男を亡くした家族 心の復興は
・生きた証を追い求めた5年
・悲しみ今も 復旧した国道を通ることができず
◆阿蘇 最後の大規模復旧 南阿蘇鉄道
・若手運転士の奮闘 復旧待つ人たちのために
・ローカル鉄道の将来へ抱える不安
2021年4月11日（日）午後4時30分～午後5時25分
※放送は終了いたしました。
