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2021年8月19日(木)

【特集】高森町に登場!”100泊で完成する民泊”

高森町に新たに誕生した宿泊費が無料の民泊「100泊で完成する民泊」。
もともと空家だった建物が、今は民泊として活用されていて若者を中心に注目を集めているんです。
一体なぜなのか!?その秘密に迫りました。

民泊の代表、鈴木寿朋さん。熊本市北区植木町生まれの25歳です。
東京の旅行会社で、お客さんが行きたい地域の旅行を組み立てるお仕事をしていたのですが、いろんな地域の魅力に触れるうちに「自分で魅力あるコンテンツを作ってお客さんを喜ばせたい」と考えるように。そこで仕事を辞め地域おこし協力隊として祖父の別荘があった高森町に戻ってきました。そして新しいコンテンツ作りのために注目したのは「空家」。

高森町色見の別荘などが建ち並ぶ場所にあるこちらは、空家に客が100泊したら民泊が完成するのではないか?という説のもと、お客様と一緒に民泊を作り上げるというコンセプトで、現在は27泊目まで終了しています。

はじめは庭は草に覆われていましたが、宿泊者とともに作業を進め、今ではおしゃれなガーデンへと生まれ変わりました。

このような宿泊者の憩いの場ができた一方で、まだまだリフォームが必要な場所もあります。
取材をした日も宿泊者やボランティアによる駐車場のコンクリート整備が行われていました。

27泊を終えても未だ完成とは言えない民泊に注目が集まる理由は、”ユニークな宿泊システム”にあります。

実は、こちらの民泊、宿泊費が無料なんです!!
その宿泊費用の代わりに、ここに泊まってくれたお客さんが動画を企画し、高森町をPRできるような動画を作ってもらうことが条件となっています。

お客さんが企画した動画は、YouTubeにアップされ、それを見た人が「面白い」と関心を持ち、反響が広がっていくというシステムなんです。

肝心なのは、今の段階でちゃんと泊まれるのかということ…
洋室は、ゆったりくつろげるダブルベッドにアンティーク風のインテリア!

和室もあって、こちらも広々空間です!しかし、現在はカーテンがない状態での宿泊となるそうです。

100泊かけて民泊を完成させたい。全国の空家問題を解決したい。
常識にとらわれない夢を抱き100泊目への期待に、胸を膨らませています。

100泊後に民泊はどうなっているのか!?その1泊を担ってみてはいかがですか?

問い合わせ

【instagram】100泊で完成する民泊
※宿泊費無料の代わりに、動画の企画案を鈴木さんにご提案ください。
※宿泊は、企画にご理解いただけた方のみとなっています。

各ページに記載している内容は、取材・放送及び掲載時点のものです。
ご理解の上、ご利用ください。