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2022年1月20日(木)

【熊本HOTワード】セカ活~40代から考えるセカンドライフ~

今回のホットワードは「セカ活」。
「セカ活」とは、仕事や育児、家事が一段落した40~60代の女性が、セカンドライフに何をして生きていきたいのかを考える活動のことを言います。
今回は、そんな「セカ活」によって、50歳から新たな自分を見つけた女性を取材しました。

北島登美子さん52歳は、リースやスワッグなどフラワーアレンジメント作品を手掛ける作家です。
多い時で1カ月に30個ほどのオーダーを受けるという北島さん。依頼者の用途をしっかり聞き取り、好きな色や花など、出来るだけ思いに寄り添ったものを制作するのがポリシーです。
現在、自宅の一室でワークショップを開催し、年に10回ほど教室を開いています。

フラワーアレンジメントに出会うまでは、育児や親の介護などに追われる毎日が続きました。2人の娘が大学生になり、慌ただしい日々が落ち着いたとき、「本来なら幸せに思えるはずが、燃え尽き、元気がなくなってしまった。」と話します。

そんな様子を心配した長女から言われたのが、「お母さん、好きなことを全くやってないね」。
この長女の一言で、自分のセカンドライフを考える「セカ活」を開始。
50歳から独学で勉強したフラワーアレンジメントは、今、半年待ちになることもあるという人気ぶりです。

そんな北島さんは、「自分らしくあることを見つける。そういうものを大切にするのがセカンドライフ」だと言います。

40代以降の女性向け「セカ活」の、コミュニティーサービスを運営する「セカミー」の増田代表は、「子育てや家事が一段落した女性が、自由な時間が増えたにもかかわらず、孤独を感じるケースが少なくない。20代、30代のうちから、将来時間が出来たときに何をしたいかを考えておくことが必要」と話しています。

今回取材した他にも、大学に通って好きなことを学んだり、ボランティア活動をしたりすることも「セカ活」です。新たな自分を発見し、セカンドライフを楽しんでみてはいかがでしょうか!

今回紹介したフラワーアレンジメントのオーダーや、ワークショップについては、北島さんのインスタグラムをチェックしてみてください。

【Instagram】ange flower

各ページに記載している内容は、取材・放送及び掲載時点のものです。
ご理解の上、ご利用ください。