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2025年10月28日 19:24
薬物、口座売買の書き込み…SNSサイバーパトロール 大学生と警察が連携

 年々、増加傾向にあるサイバー犯罪を防ごうと、大学生と熊本県警が連携してサイバーパトロールを行いました。

 熊本県内の大学生で構成された「サイバー防犯ボランティア」。SNSに書き込まれた闇バイトの募集や児童ポルノなどの違法有害情報を検索し、見つけたら運営サイトに削除要請します。

 このボランティアは、2011年から実施されていて、今年度は、崇城大学など県内の4つの大学に在籍する33人の学生がそれぞれ授業の空き時間などを利用して活動しています。

 今回は、メンバーのうち4人が集まり、サイバーパトロールを行った結果、薬物を思わせるような書き込みや銀行口座の売買など30件の違法有害情報を発見したということです。

(東海大学2年生)
「犯罪行為に加担してしまう、犯罪被害にあってしまう人を1人でも減らすことかできたらなという思いで活動しています」

 2024年度は99件の違法有害情報が発見されていて、過去には、この活動がきっかけで検挙された事例も2件あるということです。

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