
「違法性はないのでは…」小国町の前建設課長の逮捕を受けて町長が会見で陳謝
2025年11月6日
大きくへこんだ車のボンネット。
6日朝、荒尾市で通学中の女子小学生がはねられる事故がありました。

宮本真緒記者
「現場となった横断歩道には信号がなく、道は下り坂になっていて、女の子の靴は衝撃でここまで飛ばされたということです」
事故があったのは荒尾市増永の市道です。
警察によると、6日午前7時すぎ、市道を南に進行していた乗用車が、小学校に通学中横断歩道を渡っていた近くに住む小学3年生の女子児童をはねました。
近隣住民
「音はドンっというたけん、ああ事故ばいねって見にきたら、車が止まっていて(小学生の)靴がこの辺か何かに、片一方とんどったけんが」
はねられた女子児童は頭などを強く打ち、右足を骨折する大けがをしました。意識はあり命に別状はないということです。
警察は車を運転していた荒尾市住吉町に住む男(58)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
「歩行者に直前に気付いた」などと容疑を認めています。

毎年JAFが発表している、片側1車線の道路で信号機のない横断歩道で歩行者がいた場合に、車が一時停止をするかどうか調べたグラフです。
年々に改善傾向にあり、熊本県内は、全国平均を上回る77.4パーセントと、全国で4番目に高い結果となっていますが、道路横断中の事故は後を絶ちません。
警察は「2割以上の車が一時停止をしていないデータもあり、横断歩道が完全に安全だとは言えない現状がある。ドライバーには信号機のない横断歩道の近くでは速度を落とすなど、安全に止まることができるような運転を心掛けてほしい」と話しています。