熊本県小国町で起きた贈収賄事件を受けて警察は、6日、小国町役場を家宅捜索しました。

西嶋宏一郎アナウンサー「家宅捜索が始まってからおよそ3時間、捜査員らが役場から出てきました一人一つの段ボール箱を抱えています」

　家宅捜索では押収品が入った段ボール箱約30個が運び出されました。

　警察はこれまで、収賄の疑いで小国町の前建設課長小野昌伸容疑者と贈賄の疑いで小国町の建設会社社長伊藤英志容疑者を逮捕・送検しています。

　町によると、小野容疑者が建設課長を務めていた期間、建設課が発注した土木工事は190件で総額22億5653万円で、このうち伊藤容疑者の会社が受注したのは29件総額4億8938万円だったということです。