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2025年11月22日 18:55
診療所の敷地内で襲われ…親子のクマか 宮城・栗原市
22日も各地でクマの出没が相次いでいます。宮城県では診療所の敷地内で男性が襲われ、顔などにけがをしています。
■乗用車とクマが衝突
朝、取材班のカメラが仙台市の住宅近くの国道でクマの姿を捉えました。
パトカーが止まる先には、猟友会やさすまたを持った警察官がいます。歩道脇の茂みには動かなくなったクマが。
午前6時ごろ、国道を走っていた乗用車と体長1.3メートルのクマが衝突しました。
乗用車は前方が破損したといいます。クマは瀕死(ひんし)の状態で捕獲され、駆除されたということです。
■診療所の敷地内で襲われ…親子のクマか
宮城県栗原市では朝、クマによる被害が出ました。現場は市街地の中心部にある診療所です。
市の職員が調査に訪れます。クマを警戒して診療所の入り口の自動ドアは手動に切り替えられています。
親子のクマ2頭が診療所の敷地内に現れました。
午前7時50分ごろ、70代の男性が駐車場で母グマに引っかかれ、顔と右腕にけがをしました。
栗原市 佐藤智市長 「親子のクマらしい。(診療所の)職員と鉢合わせ、いったん逃げたらしいが、親グマが戻ってきて襲ったという話。子グマを守るために親グマが行動に出たと思うが、朝や夕方は危険なので十分注意して行動してほしい。町の中だからといって安心できない。いつどこにクマが出るか分からないので、どこにいても一人ひとり注意しなければならない」









