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2025年12月11日 10:44
米FRB 3会合連続で利下げ 意見対立 3人が反対
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は、3会合連続となる政策金利の引き下げを決めました。会合では3人のメンバーが反対する異例の展開となりました。
FRBは10日、労働市場の悪化を懸念し景気を下支えするため、政策金利を0.25%引き下げました。
決定に際し、3人が反対しました。3人の反対は2019年以来です。
インフレへの懸念などから2人が現状維持を求めた一方、トランプ大統領が指名したミラン理事が0.5%の利下げを主張しました。
パウエル議長は会見で「中立金利の推定範囲内に収まっている」と述べ、今後は経済指標のデータなどに基づいて検討する考えを示しました。
トランプ大統領はさらなる利下げを求めています。









