
SNSにブロッコリー、アイス…大麻、覚せい剤が身近に 若者の逮捕相次ぐ
2025年12月4日
恐喝被害を受けた宇土市議会議員が知人に助けを求めたところ、面識のない暴力団関係者が現れました。一体、何があったのでしょうか。
宇土市の杉本寛市議や熊本県警などによると、今年4月、杉本市議がSNSで知り合った20代女性を熊本市中央区のコインパーキングまで送り届けた際、20代の男性2人が現れ「人の彼女に何しとんじゃ」などと因縁をつけ、杉本市議から現金8000円を脅し取ったということです。
杉本市議によると、この男性らから、さらに10万円を要求されたことから、県警に被害を申告するとともに、複数の知人らに相談。10万円の受け渡し場所に向かったところ、面識のない暴力団幹部ら7人が現れ、杉本市議に「帰ってええばい」と伝えた後、10万円を要求する男性にいれずみを見せながら「けんかするぞ」などと、脅したということです。
その後、恐喝した男女3人や、暴力団関係者のうち4人が逮捕・起訴されたほか、杉本市議も暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで書類送検されましたが、熊本地検は4日付けで全員を不起訴処分としています。

杉本市議はKABの取材に対し「暴力団関係者が来るとは知らなかった、誰が呼んだのかも分からない」としています。