
給食費無償化に自治体負担の可能性「口約束だったのか」熊本市長が非難
2025年12月5日
8月の記録的大雨による中心市街地などの浸水被害をめぐり、熊本市は止水板の設置補助を年明けの早い時期に始める方針を示しました。
10日の熊本市議会都市整備分科会で明らかになりました。
熊本市は今議会に提出した一般会計補正予算案に浸水被害を防止する止水板の設置費用の補助にあてるため、1000万円を計上しています。内訳は設置に工事が必要な止水板10件分・500万円と自立式で工事が不要な止水板50件分・500万円です。
来年1月の早い時期から補助を開始する考えで、「新年度当初予算でも需要に応じて予算要求したい」としています。
また、この分科会では、熊本市交通局が所有する市電の電線柱304本の劣化状況を点検する調査を計画していることも説明されました。

ひび割れや表面の剥離などがあるため、建て替えや補修が必要かを見極めるもので、経費として2200万円を盛り込んでいます。2月上旬から6月末にかけ調査を行うとしています。