あさぎり町免田東の住宅街にたたずむ「K’s  copain」。家族で経営するあたたかいレストランです。オーナーシェフの田浦圭一郎さんは「東京でフレンチを10年ほどやっていた」という実力派。「球磨郡に本格的な洋食専門店がなかったので、みなさんに味わっていただきたい」とあさぎり町に店をオープンさせました。

　以前は、県道沿いに店を構えていましたが、今年2月に住宅街に移転。「隠れ家のような、秘密基地っぽいお店を作りたいと思った」と語ります。

「あの味が忘れられない」復活した人気メニュー

　おすすめランチは「ダブルシュリンプオムライス」。エビピラフの上に、とろとろのオムレツ、そして大きなエビフライが2尾のっています。6年前に提供していたメニューですが「あの味が忘れられない」という声に応えて、復活しました。

　エビピラフはエビのプリっとした食感を残すためできるだけ直前に下ごしらえ。オムレツは地元の養鶏場から仕入れた新鮮な卵で作っています。生パン粉でさっくりと揚がったエビフライに、アメリケーヌソースが味の決め手です。

　「伊勢エビの頭から作るソースなので、フレンチでも手間のかかるソース」と田浦シェフ。魚のだし汁とあわせたソースは旨味が凝縮されています。

　地元の生産者から仕入れている朝採れの新鮮な野菜を使ったサラダとスープはおかわり自由。食後のコーヒーも無料で提供しています。

季節のフルーツを使ったタルトも

　スイーツも本格派。2年前に関東から帰った息子の奨さんがパティシエとして担当しています。

　イチゴやいちじくなど、季節ごとにフルーツを変えながら2～3種類のタルトを提供。プリンやガトーフロマージュ、ガトーショコラも人気です。テイクアウトでの購入も可能となっています。

（「ランチにtouch」12月4日放送）