ホーム
2026年10月21日 20:00
県民が選ぶ最強の一杯!「熊本ラーメン総選挙2026」4代目王者決まる

 県民が選ぶ熊本最強の一杯!「熊本ラーメン総選挙2026」のランキングが10月21日に発表されました。

 今年4年目を迎えた「熊本ラーメン総選挙」。熊本県に店舗があるラーメン店を対象に、熊本県民のインターネット投票でランキングを決定します。

 2023年「熊本ラーメン黒亭」、2024年、2025年の「火の国文龍」に続く4代目王者は?2026年のランキングでTOP10入りしたラーメン店は?

camera icon

とんこつ×ニンニク 絶妙ハーモニー

 ランキング8位と、初のTOP10入りとなった玉名市岱明町の「大輪」。創業43年の玉名ラーメンの名店です。

大輪「ラーメン」camera icon
大輪「ラーメン」

 熊本とんこつのルーツともいわれる玉名ラーメン。店主の坂本季之さんは、「玉名ラーメンの中でも、スープの甘みが強く、カリカリに香ばしく炒りあげたニンニクを入れるのが特徴」と話します。

 豚の頭骨、ゲンコツ、バラ骨を築炉釜を使って高火力で炊き上げる大輪のスープ。休みの日も火を入れて管理しているそうです。

 ストレートの中細麺に、具材はチャーシュー、キクラゲ、ネギと海苔。最後に、カリカリのニンニクチップが加わることで「スープの旨みがキュッと出てくる」と常連客は話します。

 久留米から玉名、そして、熊本に伝わったといわれているとんこつラーメン。

熊本ラーメン黒亭「玉子入ラーメン」camera icon
熊本ラーメン黒亭「玉子入ラーメン」

 焦がしニンニク香る熊本ラーメンの「黒亭」「大黒」もランクインしています。それぞれのお店のこだわりが生きたスープ、麺、ニンニク…。食べ比べてみると、どれをとっても同じではない、熊本とんこつの奥深さを感じることができますよ。

大黒ラーメン「ラーメンセット」camera icon
大黒ラーメン「ラーメンセット」

その日の気分で楽しめる!?

 2025年の14位から躍進、4位にランクインしたのは、熊本市東区の「博多らーめんうしじま」です。

 とんこつ、醤油、塩と、ラーメンだけでも11種類。さらに、つけ麺や油そばも提供しています。

 「種類が豊富でいつも迷っている」と常連客は言いますが、一番人気は「博多とんこつらーめん」。豚足をメインに2日間炊いたスープは、コラーゲンたっぷり&こってり!特注の極細麺は替え玉も楽しめます。

博多らーめんうしじま「鶏豚らーめん」camera icon
博多らーめんうしじま「鶏豚らーめん」

 こってりは苦手だけど、とんこつを食べたいという人には、鶏ガラ&とんこつWスープの「鶏豚らーめん」がおすすめ。店主の牛島正貴さんは「とんこつの香りがしつつ、食べやすいライトなとんこつラーメン」といいます。

豚骨らーめん双頭龍「特濃」camera icon
豚骨らーめん双頭龍「特濃」

 一方、麺とスープだけの“素ラーメン”1本で勝負するのが、熊本市北区の「豚骨ラーメン双頭龍」。チャーシューやネギ、辛みそなど好みのトッピングで楽しめます。中細ストレート麺に加えて、替え玉では、ちぢれ麺も選べるそうです。

めん屋 大仙「特製油そば」camera icon
めん屋 大仙「特製油そば」

 御船町の人気店「めん屋大仙」。看板メニューの二郎系ラーメンと人気を二分するのが、特製油そばだそう。醤油ベースのたれに香味背脂、オリジナルの魚粉、そして2種類のチーズをまとった極太ワシワシ麺がクセになります。

麺屋 宗運「魚介系醤油豚骨(赤)」camera icon
麺屋 宗運「魚介系醤油豚骨(赤)」

 まろやかな“泡系スープ”が特徴の熊本市東区の「麺屋宗運」。イチオシの「濃厚豚骨(白)」をはじめ、マー油とフライドガーリックがトッピングされた「熊本濃厚豚骨(黒)」、魚介が加わった「魚介系醤油豚骨(赤)」と、3種類楽しめます。麺もそれぞれ違うものを使っているそうです。

波乱の頂上決戦!結末は

 2026年のランキングTOP3は、2025年と同じ顔ぶれとなりましたが、順位が入れ替わる結果に。

火の国 文龍「こってり背脂入りラーメン」camera icon
火の国 文龍「こってり背脂入りラーメン」

 三連覇を目指していた熊本市の「火の国文龍総本店」。“熊本最強こってり”の超濃厚豚骨スープを求めて、全国、海外からもラーメンファンが駆けつける大行列店です。

 店主の金沢季弘さんは、3位という結果に「1位を目指してきたので、悔しい気持ちもあるけれども、ほかのラーメン店とも協力してラーメン業界を盛り上げていきたい」と語ります。

 今年8月には、福岡市にも進出。勢いはとまりません。

ラーメン陽向「玉子入りらーめんと最高級一番海苔」camera icon
ラーメン陽向「玉子入りらーめんと最高級一番海苔」

 2025年の3位から2位にランクアップした嘉島町の「ラーメン陽向」。継ぎ足して作る呼び戻しのとんこつスープは、旨みが強くてスッキリ。卵黄と最高級の一番海苔をトッピングした佐賀ラーメンが味わえます。

 店長の山口大二さんは「2位だったか、くそ~という思いはあるけれども、1位目指して頑張っていきたい」と語っています。

とんこつ文化の熊本で「鶏白湯」欠かせない“味の決め手”

 過去3年のランキングで常に上位進出を果たしながらも涙をのんできた熊本市北区の「北熊総本店」。2026年のランキングで1位に輝きました。

 社長の吉田健太さんは、1位の報告に「ほんとですか?泣きそうなぐらいうれしいです」と喜びを語りました。

北熊の味の決め手「ルー」camera icon
北熊の味の決め手「ルー」

 北熊の特徴といえば、鶏ガラと野菜を使ったスープに加える“秘伝のルー”。豚の背脂やすね肉、野菜などをトロトロになるまで煮込んだ味の決め手です。

北熊「味玉入り  北熊支那そば(並)」camera icon
北熊「味玉入り 北熊支那そば(並)」

 「なかなか他にはない味」「熊本に帰ってきたら絶対食べるふるさとの味」と常連客が口にするように、熊本のソウルフードともいえる存在になっています。

 吉田さんは「1位に恥じないように愛情込めて作って、来年も1位とれるように頑張ります」と語っています。

 熊本で味わえるバラエティ豊かなラーメン。お気に入りの一杯を見つけてみてください!

 「熊本ラーメン総選挙2026」TVer配信中(2026年12月31日まで)

 

この記事の写真を見る