
健軍配備の長射程ミサイル「25式地対艦誘導弾」初投入 日米共同統合演習スタートに住民団体が抗議
2026年10月19日
熊本県の健軍駐屯地に配備された長射程ミサイル「25式地対艦誘導弾」の発射手順を確認する訓練がありました。
25日、日米共同統合演習が報道公開されました。長崎県と佐賀県にまたがる陸上自衛隊大野原演習場に姿を現したのは、全長約11メートル、幅約2.5メートル、「25式地対艦誘導弾」の発射装置車両です。
「25式」は政府が「反撃能力」と位置づける敵基地攻撃能力を担う「スタンド・オフ・ミサイル」です。

射程は、中国本土も圏内となる約1000キロとされていて、敵国の拠点や艦艇などを攻撃する能力を有することで、日本への攻撃を思いとどまらせる狙いがあるとされています。
一方、一部の専門家はミサイルが配備されることで、敵国からの標的となる恐れがあると懸念を示しています。
今年3月、熊本市の健軍駐屯地に配備されて以降、大規模演習への投入は初めてです。

演習には健軍駐屯地の隊員約10人が参加し、到着後約2分で射撃準備が完了し、4つの発射口が空を向きました。海上の艦艇や上陸部隊を想定し、発射までの手順を確認したということです。
日米共同統合演習「Keen Sword27」は、日米の共同運用能力の維持・向上を図る訓練で、29日まで自衛隊の施設や民間の空港などで行われます。