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2025年12月11日 19:12
酒米が高騰…熊本の正月に欠かせない「赤酒」にも影響が

 正月に向けて、熊本伝統の赤酒の出荷がピークを迎えています。赤酒にも、原料価格高騰の影響が出ているようです。

熊本市南区にある瑞鷹では、正月の屠蘇用で飲む赤酒の出荷作業がピークとなっています。お屠蘇に赤酒を飲む習慣は江戸時代から続く熊本独自の風習。今年は約20万本の出荷を見込んでいます。

社長
「量でいうと、やはり年々少なくなってますね。今年も昨年よりは、本数的には少し減っていっているような状況です」

 原料価格の高騰が影響しているのは、赤酒も例外ではありません。

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社長
「一般の食米に連動して酒米もどんどん値段は高騰しています。今年は、令和5年に比べるとお米の金額が倍くらいになっていますね」

 今年出荷する赤酒は、原料高騰分を価格転嫁せずに値段は据え置きにする方針です。

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