
“交際0日婚”特撮ヒーロー夫婦の移住生活 漫画家の友人と夢のカフェオープン
2025年12月11日
少年同士の友情を通して、戦争の実相を描いた朗読劇「はだしのカッちゃん」が熊本県御船町で21日に上演されます。これを前に、原作者が思いを語りました。
「はだしのカッちゃん」は、俳優・村田雄浩さん主演の朗読劇で、友情の大切さや戦争の実相、平和の尊さを伝える物語です。

ー朗読劇-
「おい!たけ!」いつの間にか知らない子がすぐそばに立っていた。その子もハダシだった。どうしておいらの名前知っているんだろう。
村田さんの少年時代の体験をもとに、俳優で作家の室積光さんがブーゲンビル島で戦病死した叔父への思いを重ねて書きました。室積さんは、戦後80年の今年だからこそ、戦争に翻弄された人々の思いを次世代に伝えたいと言います。
「熊本にお住まいの方も、自分の親戚、ひいおじいちゃんのお兄さんとか、辿っていけばブーゲンビルで亡くなった方って、たくさんおられるんですよ。そのことが忘れられていく、風化していく歴史の中に、これをきっかけに、自分の周りに故郷を恋しがって死んでいった若者がいたことを再発見してもらいたい」

「自分と照らし合わせていただいて、あともう1つ踏み込んで、この国の歴史の濁流の中に姿を消していった若者への思いを感じていただきたい」

朗読劇「はだしのカッちゃん」は、12月21日御船町カルチャーセンターで上演されます。