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2025年12月18日 11:54
戦後80年「戦時下を熊本の人はどう生きたか」東稜高校で企画展

 戦時中や戦後の混乱期の熊本の資料を集めた企画展が熊本市の東稜高校で開催されます。

 触れば崩れてしまいそうな古い資料の数々。いずれも東稜高校図書委員会の「アーカイブズ班」が収集・保存してきたもので、戦後80年の節目に資料展を企画しました。

 軍需工場へ動員された際に命を落とした女学生に向けた同級生の弔辞は「私達は一層兵器増産に励みます」など時代をうかがわせる言葉が並びます。

生徒
「実際に戦況を生きた一般の人のリアルな気持ちを、資料は生々しく感じることができるので、そういうものでしか伝わらないものってあるなと思いました」

 資料展は東稜高校の図書館で、21日と24日午後に開かれ、入場無料です。

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