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2025年12月17日 18:43
八代海のカキは?鏡オイスターハウスが営業開始 瀬戸内海の大量死の影響は…

 熊本県八代市で鏡オイスターハウスが営業を始めました。一方、瀬戸内海を中心にカキが大量死した影響が県内にも及んでいます。

 鏡オイスターハウスでは、17日午前10時のオープンにあわせて多くの客が訪れ、すぐに満席になりました。

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 八代海で育ったカキは、雨が少なかった影響で生育状況に悩まされましたが、最終的には例年通りの出来となったと言います。

瀬戸内海のカキ大量死の影響は?

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 一方、瀬戸内海を中心に養殖のカキが大量死する問題が起き、政府は今月、経営支援などの政策パッケージを公表しました。県内にも影響を受けている店があります。

柴田理美アナウンサー
「熊本市東区のこちらの牡蠣小屋では例年瀬戸内海産の牡蠣を仕入れていましたが、今年は代わりに宮城県や九州の牡蠣を仕入れています」

はまさき商店
「連絡があって『今年は難しい』と言われた大変って言ってたですね、7~8割死んだりとかしているなかで、残ったものをどうにか育成していると言われていた」

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 全国からカキを仕入れるはまさき商店では、この時期、岡山・兵庫・香川から300~500キロほどを仕入れていましたが、今年はゼロに。別の地域のカキで補填しています。

はまさき商店
「もともと付き合いのあった佐世保の業者と、佐賀、北九州・豊前の良いカキが入ってきています」

 年内は、この対応でしのぎながら、瀬戸内海産のカキの入荷を待ちます。

はまさき商店
「1月1日から送れますという話が入ってきているので、期待して待っています。少しでも仕入れて応援できるようにと思っています」

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