
10時間半後に規制解除 九州道で車8台絡む多重事故
2025年12月19日
10月に熊本西環状道路の新たな区間が開通してから1カ月、その効果について調査結果が発表されました。

「西環状道路に転換することにより、市内中心部の交通渋滞の緩和が図られたと考えております」
国と熊本市が花園インターと池上熊本駅インター間の開通1カ月後の調査結果を公表しました。

花園インターと池上熊本駅インターの区間では、午前7時から午後7時までの12時間で1万900台の車が利用。一方で、国道3号など市中心部を通る7本の主要道路の交通量は、1000台から4900台減るなど渋滞緩和が確認されたとしています。

また、熊本市北部から熊本駅周辺を目的地とした車の量は、ETCを搭載した車のデータから分析したところ、開通前と比べ、西環状道路の利用割合が16ポイント増加し、国道3号は7ポイント減少。
熊本市中央区の浄行寺交差点付近の1.2キロの渋滞が150メートルまで緩和されました。

さらに、北区役所から西区の熊本駅までの所要時間は、最大で23分短縮され、御代志駅から熊本駅までは国道3号を使った場合でも14分短縮されたということです。
熊本市は開通から1年後にも調査を行うとしています。