政府は来年度の予算案について一般会計の総額を過去最大の122兆円前後で最終調整していることが分かりました。

　政府関係者によりますと、来年度の当初予算案の一般会計の歳出総額は過去最大だった今年度の115兆1978億円を大幅に上回る122兆円前後で最終調整しています。

　高齢化の進展などで社会保障関係費が過去最大となるほか、金利の上昇を背景に国債費も30兆円を超えて過去最大、防衛費も過去最大の約9兆円となる見通しです。

　税収の見積もりは好調な企業業績や賃上げなどによって過去最大の80兆円超とする方針です。

　政府は26日に閣議決定する方針です。