
高市総理は19日、衆議院を23日に解散すると正式に表明しました。衆議院議員選挙は27日公示、2月8日投開票です。
高市総理は会見の冒頭で「国家経営を託してもらえるか判断をしてもらいたい」と述べたうえで、解散に踏み切った理由として、「自民党と日本維新の会による新たな連立政権の枠組みの信を国民に問いたい」としたほか、政権が掲げる「責任ある積極財政」の是非を問いたいと話しました。
熊本1区「中道」で立候補の動き

一方、立憲民主党と公明党が立ち上げた新党「中道改革連合」は、19日、綱領と基本政策を発表しました。
立憲・安住幹事長
「対立を煽り、分断を深める政治ではなく、生活者ファーストの政策を着実に進める中道政治の力を求められている。高市総理が目指す社会とは違う」
綱領では、経済、社会保障、安全保障など5つの柱を掲げ、基本政策の目玉として打ち出したのは「食料品の消費税ゼロ」政府系ファンドの創設や基金を活用し、財源を確保する方針です。
中道改革連合を巡っては、熊本県内でも動きが…

「今回は新党結成というところまできましたので、改めて公明党のみなさまのご支援をいただきたく参りました」
熊本市中央区の公明党熊本県本部を訪れたのは、熊本選挙区1区で出馬予定の鎌田聡さんです。
20日、立憲民主党へ離党届、中道改革連合へ入党届を提出予定で、衆院選で戦うために公明党へ支援を求めました。
会談はおよそ50分間。これまで与野党として対峙してきたことを踏まえ、城下広作代表は中道改革連合の綱領に沿って政策に取り組めるのかなど確認したということです。

公明県本部・城下代表
「(中道改革連合の)5つの柱とずれが出てくることがあるのを聞き、前の立場と新しい立場では若干の修正が必要になるという認識を確認した」
これに対し鎌田さんは―
「(これまで)相手方だったわけですから、その分のインパクトは非常に大きいと思う。立憲民主党と公明党が中道改革連合を支えていくことなので、一緒になって頑張っていけると確信している」
公明党県本部は、支援の有無について早急に結論を出すとしています。

一方、自民党現職の木原稔官房長官は週末、熊本入り。党の会合に出席しました。
木原官房長官
「今回内閣官房長官という仕事に就任する中での初めての選挙というものであります。おそらく、選挙期間中、1日もこの熊本に帰ってこれない状況なのではないかなということが予想されます」
「内閣の要」官房長官として東京を離れられないことから、本人不在の選挙戦となりそうです。
木原さん
「私はしっかりとその責任ある仕事を続けさせていただきます。皆様方には、ぜひ、今後の議席を守っていただけるようにお願い申し上げたいと思っています」
これまで公明党からの推薦を受けずに戦い続けてきた木原さん、多くの自民党関係者が批判する新党「中道改革連合」には言及しませんでした。

また、県内初の国政議席獲得にむけて準備を進める参政党。去年の参院選に続き、2度目の国政挑戦となる新人の山口誠太郎さんは、連日街頭に立ち、消費税減税などの政策を訴えています。
山口さん
「消費税の減税、そしてインボイス制度の廃止、これを強く訴えてまいりたいと思います。日本人ファースト、国民優先の政治、それがいいなと思ってもらえる方は、ぜひビラを取ってもらって、我々の思いに目を通していただければと思います」
熊本2区と4区に候補擁立の動き

共産党熊本県委員会は「大義のない解散だ」と批判し、衆院選では熊本2区と4区に候補者を擁立すると発表しました。
2区に出馬を予定しているのは天草市出身で熊本市議を7期務めた益田牧子さん(75)です。
消費税減税や健軍駐屯地への長射程ミサイル配備反対などを訴えるとしています。
また、4区には五木村出身の保育士本村久美子さん(68)が出馬予定で、川辺川への流水型ダム建設反対などを訴えるとしています。
なお、中道改革連合が集団的自衛権の行使を一部容認する方針などを示したため、共産党としては「共闘できない」としていますが、1区から出馬予定でこれまで共闘関係にあった鎌田聡さんとは、協議をして支援するかどうかを判断したいとしています。
熊本県内の立候補予定者の顔ぶれ

2区と4区を含めて、主な政党からの候補者が出揃い、衆院選の構図は固まりつつあります。
■熊本1区
自民党現職の木原稔さん
立憲民主党新人の鎌田聡さん
参政党新人の山口誠太郎さん
■熊本2区
自民党現職の西野太亮さん
共産党新人の益田牧子さん
■熊本3区
自民党現職の坂本哲志さん
社民党新人の橋村りかさん
■熊本4区
自民党現職の金子恭之さん
日本維新の会元職の矢上雅義さん
共産党新人の本村久美子さん













