
記者
「午前9時半の健軍商店街です。プレミアム付商品券を求めて、ご覧のように多くの方々が列を作っています」
6日から熊本市のプレミアム付商品券の販売がスタートした健軍商店街。

午前11時から販売予定でしたが、混乱を避けるため、午前8時半過ぎに急きょ整理券を配布しました。
熊本市のプレミアム付商品券をめぐっては、並んでも購入できない、熊本市外者でも買えるなど、市民から不満の声が上がっていたことを受け、熊本市の大西一史市長が、販売方法などを見直すよう各団体に要請していました。
しかし、健軍商店街では…
健軍商店街振興組合
「どの方法も厳しい。やっぱりお叱りはいただく。なかなかいい方法は見つからないけれども、なるべくお客さんに満足して購入していただけるように、何かいい方法があればやっていきたい」
利用者の多くが高齢者という健軍商店街。

販売方法をネット予約に変更すると、スマホの操作が苦手な高齢者は購入しにくいことも考えられることから、予定通り対面販売を行いました。
1冊5000円で7000円分の買い物ができ、1人6冊まで購入できるとあって、6日朝は、午前6時頃から列ができはじめ、並んだ人の数は500人以上に。
並んだ人
「いつもは1時間前にしか来ないんですけど、きょうはプレミアム率が40%だったから早めに来た。びっくりしました」
「(ネット販売に変えたところもあるが?)本当はそれがいいんですけど、年配の方がスマホはどうかという話があるから、それもそうだな。でも並ぶのも大変だなと思うし」
買えるのか買えないのか、ギリギリのところで並んでいる人たちは…
係員
「こちらまで。あしたとあさって販売しますので」
並んだ人
「あら~今まで並んだのに」
「だめだった。私の前でだめだった。目の前、2人共」
健軍商店街では、7日と8日も午前11時から販売予定ですが、状況をみて整理券を配布するとしています。

熊本市では今回のプレミアム付商品券が注目されていますが、物価高対策として国から受けた重点支援地方交付金は、約65億円あります。
最も多いのはプレミアム付商品券事業で15億円ですが、12億7000万円は非課税世帯などに1万円を給付する事業に充てられます。
そして来年度の当初予算には、熊本市電の運行費の支援に約9億5000万円、中学校の給食費の負担軽減のために約3億円などが計上されていて、様々な物価高対策を進める予定です。

一方で、およそ12億4000万円の活用方法はまだ決まっていません。熊本市は今回のプレミアム付商品券事業の事態を踏まえた上で「公平でわかりやすい支援策を検討して来年度の補正予算などで計上したい」としています。













