
熊本県は、空気が乾燥した状態が続いています。少雨で、暮らしにも影響が出ています。
天草市の本渡地区の水源である亀川ダム。上流側に目を向けると、水がなくなり、ダムの底があらわになった場所も。節水が呼びかけられ、生活用水に影響が出ています。

天草市によると、亀川ダムの貯水率は44.7%、楠浦ダムは34.5%まで低下しています。
2月にも水田に水を張る予定だというコメ。農家からも不安の声が聞かれます。
「水稲の準備するのに、水がどうしても必要なのでどうですかね。作付けに影響が出るかなとは思いますね」
天草には、去年8月の記録的大雨で被害を受けた農家もいます。
「農家されてる方も(去年の大雨被害で)ほ場の再建がまだの方もいるので」
「やっぱ心配ですけどね。これだけは、どうもしきらんですね。水のない所には植えきらんとじゃなかですか。雨降ればよいですけどね」

天草市は4日、渇水対策本部を開き、給水制限を含めた対策などについて、話し合いました。
馬場市長
「渇水という災害です。災害に対する危機意識を全庁的に共有を」
対策本部の設置は、2021年2月以来、5年ぶりです。
雨量は平年の半分…
なぜ、ここまで減ってしまったのでしょうか。
真治大輔気象予報士
「平年に比べると、半分程度となってしまっているという状況です。記録的に少ないという状況にもなりつつある」
去年10月15日から2月3日までの降水量を平年と比較してみると、天草地方では平年の半分ほどしか雨が降っていません。
さらに、天草地方には渇水が起きやすい地形的な要因もあります。
真治大輔気象予報士
「島であるということがひとつあげられる。ダムなどの貯水施設も多くなく、川も短くすぐ水が海に出ていく、水を貯める力が天草地方は少ないのかなと」

さらに、平年より降水量が少ない状況は、熊本県全域にみられ、今後も続けば、天草以外の地域でも節水が呼び掛けられる可能性があります。
真治大輔気象予報士
「今後も1カ月程度は、こういう少雨傾向が続く水の管理は注意が必要かなと」
天草市の隣、上天草市の教良木ダムでも貯水率が55%まで下がっていて、来週から松島町の防災無線で農業用水の節水を呼びかけるとしています。













