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2026年2月16日 20:30
32年ぶりの水不足で断水の可能性も…熊本県天草市でダム枯渇 市民に節水の呼びかけ

 32年ぶりの水不足で断水の可能性も。

 熊本県天草市では雨が降らない影響でダムの貯水率が低下し、節水を呼び掛けています。

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天草市の防災無線
「こちらは天草市の亀川ダムです。週末にまとまった雨が降りましたが、依然、ダムに水がほとんどなく、ダムの底が見えています」

 天草市民の水がめ、亀川ダム。普段の水量と比べると少なくなっていることが分かります。

 天草市本渡では週末にまとまった雨が降りましたが、亀川ダムの貯水率は0.2パーセント増えただけの40.5パーセント。

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 楠浦町の楠浦ダムにいたっては29.2パーセントまで低下していて、天草市は先週、1人あたりの水道使用量を2割削減するよう市民に呼び掛けました。

 過去に水不足で夜間断水と減圧給水の措置をとったこともある天草市。

天草市水道局・齊藤正局長
「平成6年(1994年)以来で約30年前。それ以来の渇水で亀川ダムも(貯水率が)20%台まで落ちたと聞いている」

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 天草市は市内を流れる町山口川や、広瀬川から取水するなどの対策をとっています。

天草市水道局・齊藤正局長
「基準として(ダムの貯水率が)25%になったら給水制限をする予定でいるので、市民にはあと5%減ったら告知をして、給水制限に入る」

 天草市は今後も雨が降らなければ、夜間断水などの対応をせざるを得ないとしています。水不足は飲食店にも影響が出そうです。

担担麺屋930・松本圭太さん
「営業中は(水を)ずっと使う感じ。営業が難しくなる可能性もあるかもしれませんね」

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 担々麺が人気のこちらの店では、食器を洗えないなどの支障が出るのではないかと心配しています。

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担担麺屋930・松本圭太さん
「これは節水を呼び掛けるはがきですね」

 2月はじめ、商工会議所から節水を呼び掛けるはがきが届きました。

担担麺屋930・松本圭太さん
「こればっかりは天災なので、なかなか難しいところではあるのでしょうがないかなと思っています」

 天草市本渡の今年の降水量は平年の4割ほど。

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 雨が少ない状況は熊本県内全域にみられ、今後は天草以外の地域でも節水が呼び掛けられる可能性があります。

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